• 相双地区を面白く! 人物図鑑


今回は、広野町の地域コミュニティスペース『ぷらっとあっと』の運営を行っている青木祐介さんにインタビューをしました。



―活動を始めたきっかけについて教えてください

  私は職業訓練の講師をやっていたのですが、職業訓練は、仕事をしている人は通えません。そうすると、パソコンを教えて欲しいというニーズが生まれてきます。そこで副業として始めたのが、パソコン教室です。教室を構えた理由は世代間交流がしたかったからで、そこから一年してぷらっとあっとに繋がっていきました。広野に様々な方がボランティアで来てくださる中で、広野にも居場所が欲しいと考えるようになるんです。そこで自分と当時地域おこし協力隊をやっていた女性と今の館長の3人で、茶の間プロジェクトを立ち上げて、現在に至るという感じですね。
 
―活動の中で、印象的だったことや、思い出に残っていることを教えてください

  ぷらっとあっとに来た子供たちが、「ぷらっとあっとがあってよかった」って言ってくれたことが何より嬉しかったです。子供たちは居場所が家か学校しかないんです。だから、本当は大人と関わりたいけれど関わることができない。ぷらっとあっとはそのニーズに応えられたのかなと思います。
 
―何か新しいことを始めるときに大切にしていることはありますか?

  絶対に自分が楽しむこと。仕事もそうです。自分が楽しいと思えない仕事は基本的にはやらない。ぷらっとあっとだってすごく大変だけど、楽しさの方が勝つから頑張れるっていう。やらされることよりやりたいことやった方がいいんですよ。
 
―広野町の一番好きなところは?

  家の前から見える景色が一番好きですね。そこから見える風景がずっと田んぼで、落ち着きます。確かに、日の出の松から見る日の出とか教育の丘から見る太平洋とか、綺麗なところはたくさんあるけれど、ずっと見ていたい景色はどこですかって聞かれたら、やっぱり生まれた場所だと思います。
 

絶対に自分が楽しむことをモチベーションに、多種多様な活動をされている青木さん。その気さくな人柄から、どの世代にも愛されている姿が自然と思い浮かびます。インタビューをする中で、本当に広野町が好きだということが伝わってきました。これからも、地域の方に愛されるコミュニティづくりを続けられることを期待しています。