南相馬市鹿島区の神社

鹿島御子神社 取材ページ|南相馬市の観光スポット

鹿島御子神社の成り立ち
祭神は天足別命(あめのたらしわけのみこと)、常陸国鹿島神宮(茨城県鹿嶋市)の祭神武甕槌命(たけみかづちのみこと)の御子神です。東北の地を統御するために、この地にたどり着きました。賊徒が仮宮を放火したとき、天足別命はただちに仮宮と四方に拡大した火を鎮めたとされ、この故事により火伏せの神として信仰されています。


■鎮火祭々典行事予定
・火伏祭(前夜祭)行事予定表
1.期日 令和4年1月9日(日)
2.集合場所 鹿島御子神社 午後5時30分
3.祈祷開始 社殿にて午後6時
4.隣組長さんへ お祓い榊、お神酒、清め塩、御守り授与
5.行列編成(約100名)
6.行列上町に向け出発
7.町境にて安全祈祷祈願
8.各家々に「火伏」の掛け声で参加者は浄水をかけながら各分担のコースに分かれ下町へ向かう
9.火焚場所で休憩し暖を取りながら途中鈴木食堂前でゆずの会「豚汁」を頂きながら暖を取り一行は鹿島橋に向かう
10.鹿島橋で安全祈祷祈願
11.秋葉神社に移動社殿にて祈祷
12.鹿島御子神社に帰還
13.直会(午後9時ごろ)
14.解散

・天灯籠祭(早朝祭)行事予定表
1.期日 令和4年1月10日(月) 成人の日
2.集合場所 鹿島御子神社 午前5時30分
3.祈祷開始 社殿にて午前6時
6.神楽の悪魔祓いを神官は受ける
6.行列編成し天灯籠を捧げ持ち旧宮に向け出発
7.旧宮にて祈祷(鹿島区役所前南側)
8.帰途駅前交差点付近から「ご祝儀」の掛け声で氏子、崇敬者は浄水を神官に浴びせ掛ける
9.衣冠氷結のままお宮に戻り今年一年の無火災、天下の罪穢れを祓い清め氏子崇敬者の諸願成就の護摩祈祷執行
10.鎮火祭祭典全て終了(午前7時ごろ)

■ドハマりポイント
天灯龍祭り 1月第二日・月曜日
小正月の早朝未明午前5時半、大太鼓が響き祭が開始されます。お祓いの後、大蛇舞が神官の悪魔祓いに続き、神話に沿って稚児沼があった旧宮跡に大神の渡御が行われます。旧宮で神事の後、復路の途中で氏子等ら待ち伏せ神官「ご祝儀、ご祝儀」の掛け声で浄水を浴びせかけます。濡れた装束が凍れば凍る程、その年は豊作になると言われていて、この風習は全国にないここだけの奇祭と言われております。
境内には市指定天然記念物「鹿島御子神社の大けやき」があります。樹齢900年とも1,200年とも伝えられる大けやきで、四季によって細やかに表情が移り変わり、見る人の心を和ませてくれる所が見どころです。




 

INFORMATION施設情報

名称 鹿島御子神社 取材ページ|南相馬市の観光スポット
(カシマミコジンジャ)
電話 0244-46-2373
住所 〒979-2335 福島県南相馬市鹿島区鹿島字町199 アクセス
交通アクセス 鹿島駅から徒歩で5分
TEL:0244-46-2373
鹿島御子神社について
鹿島御子神社について

この地域は鹿島御子神社があるので鹿島の地名の由来です。 回りには古墳群が多くあり、古墳時代より鉄を生産する大拠点で大和王権と古くから結びつきのある万葉の里です。
鹿島御子神社 森昭文