広野町の神社

楢葉八幡神社 取材ページ|広野町の観光スポット

楢葉八幡神社の成り立ち
人皇第70代後冷泉天皇の永承5年(西暦1050年)のころ、源頼義朝臣を鎮守府将軍に任じ、安倍貞任親子を征伐しようとした際、その子源義家(八幡太郎義家)は、石清水八幡の神霊を奉じ鎌倉鶴ケ岡を拠点として五里毎に勧請し、一社を建てて戦勝を祈願したといわれています。
福島県に入ってからは、いわき市植田の植田八幡神社・平の飯野八幡宮川内の五社八幡・上郡山八幡はそれであって、楢葉八幡神社は、当時岩城から相馬、田村二群への通路にあたっていた五社山(楢葉岳ともいう)に祭られたもので、五社八幡宮と呼ばれていたが乱世(火災)に際しほとんど荒れはてたので、時の磐城・平の城主内藤忠興公は深くこれを嘆き、明暦3年(西暦1657年)社を今の地に移し、あらためて社殿を造営して社領寄付し、楢葉の総社としておおいに旧観を改めたといわれています。
その後、また災害にあったので、嘉永元(西暦1848年)年さらにこれを改造したのがすなわち現在の社殿であって、明治6年今の名に改め同時に郷社となりました。

■ドハマりポイント
例祭が年に2回開催されている全国的でも珍しいこちらの神社。長い参道の両脇には、樹齢を重ねた桜やツツジが植栽されていて、花が咲き誇る季節は特に絶景です。


 

INFORMATION施設情報

名称 楢葉八幡神社 取材ページ|広野町の観光スポット
(ナラハハチマンジンジャ )
電話 0240-27-2097
住所 〒979-0401 福島県双葉郡広野町大字上北迫字石名坂57 アクセス
交通アクセス 二ツ沼総合公園前バス停から徒歩3分
TEL:0240-27-2097
楢葉八幡神社について
楢葉八幡神社について

御祭神:品蛇和気命(応仁天皇)、宇迦御魂命(豊受命)、伊邪那美命、速王男命、大帯比咩命
例祭:4月19日(春祭・花祭)、旧9月19日(幣束祭)
宮司:是次直人
ご祈願:家内安全 交通安全 安産祈願 七五三 厄除 工事安全 心願成就 初宮詣 歓学祭 商売繁盛